皆さまこんにちは。
浅草・本所吾妻橋・押上の本格整体・骨盤矯正ベターフィーリングです。
昨年12月にリニューアルしたフェイス&ヘッドコースですが、当初の予想以上に反響が大きく今では整体コースなどとセットで受ける方も増えていて、多くの方にご満足をいただいております!最近は蔵前に近いエリアにお住いの方のご来院も増えてきていますね。整体とのセットが最もおススメですが、セットでなく単独でも施術可能で、初回料金もお安くしておりますのでお気軽にお試しください(詳しくはこちらもご覧ください)。
これから数回に分けて、小顔矯正や顔周りのトラブルといった症状についてお話をしますが、今回は、小顔などを妨げる原因について説明していきたいと思います。
顔にだって筋肉はあります
最近お客様から「頭や顔にも筋肉ってあるんですか?」と時々聞かれることがあります。頭や顔も身体の他の部位と同じように骨や関節があり、骨や皮膚との間に筋肉が付着していろいろな働きをしています。頭部の筋肉を大きく分けると、顔の皮膚を動かす表情筋(ひょうじょうきん)と下あごを動かす咀嚼筋(そしゃくきん)があります。
表情筋は喜怒哀楽などの表情をつくる筋肉で約20種類あると言われていますが、普段でも表情筋全体の3割しか使われておらず、過度に使われたり、逆に使われていない表情筋は硬くなり、本人の意に反して無表情や衰え、老け顔に見えたりしてしまいます。
一方、咀嚼筋は歯で噛んだりかみ砕いたり飲み込むといった咀嚼運動を行う為に使われます。咀嚼筋の動きが悪くなると、フェイスラインのたるみや二重あごの他、顎関節症に繋がったり口の開閉、飲食物の飲み込みが行いにくくなってしまいます。
なぜ、むくみやたるみ・しわになってしまうの?
人体の構造は、骨・筋肉・皮下脂肪・真皮・表皮があります。これらの構造の中に何か変異が起きているので、結果としてむくみやたるみが生じています。
これらの構造のうち、皮下組織(皮下脂肪)と表皮・真皮を合わせて「皮膚」と呼んでいますが、約2mmの太さである皮膚のうち、表皮は幾つかの階層から成り立っています。
角質層は外からの刺激をブロックしています。顆粒層と有棘層はいわゆるバリア機能で外部から細菌や悪い物質(色素や埃など)をブロックしています。基底層は細胞分裂を起こして新しい表皮の組織を生成しています。最も奥にある基底層で生まれた細胞が形を変えながら外部に押し上げられていき、最終的には古くなった細胞がアカになって剥がれることで、新しく組織が生まれ変わります。この生まれ変わりの事をターンオーバー(新陳代謝)と呼んでいます。
ターンオーバーの周期は28日と言われていますが、これはあくまでも20代の人の話であり、加齢によって新陳代謝が落ちてくることで実際には周期が28日よりも長くなってしまうので、加齢以外の面でターンオーバーを促すケアが必要となってきます。なお、ターンオーバーの周期は「自分の年齢×1.5~2」が目安と言われています。
真皮にはコラーゲンやエラスチンといった弾力繊維があり肌のハリ(表皮の弾力)を保ちます。これらの量が少なくなるとハリがなくなり、老化につながります。なお、真皮には血管・神経・リンパ管が通っています。
皮膚の表面は格子状になっておりますが、ここには皮丘と呼ばれる皮膚の丘があり、皮丘の間には皮溝と呼ばれる溝があります。この皮溝の部分にファンデーションが付いて滑らかになりますが、皮丘と皮溝が整っていると化粧ノリが良くキメが整うといった状態になります。
たるみやむくみは、約2mmの皮膚よりも厚みがあり水分を多く含んでいる筋肉の弾力が影響しています。筋肉の弾力が無い、つまり筋肉が硬くなるとたるみが生じ、それに伴い筋肉の層で水分や老廃物が溜まっていることでむくみが生じます。むくみが出来るとたるみが生じ、その結果としてしわが出来ます。
では、むくみやたるみ、しわといった症状を改善するにはどうすれば良いのか?小顔になるには・・・?
どうすれば症状が改善するの?
顔の筋肉をほぐすことによってむくみやたるみ、しわが改善されやすいです。これらの改善によって、小顔効果として表れるのです。筋肉をほぐすと身体の循環が良くなり、筋肉に溜まっていた水分が流れることでむくみが解消されます。また、ターンオーバーの周期も早まるので化粧ノリが良くなりキメが整います。更に、筋肉がほぐれて引きあがると、筋肉に付着している皮膚も引き上げられるのでリフトアップされハリも改善されます。
ちなみにコラーゲンやエラスチンの減少によるハリは老化によるものなので、食事の改善が必要となるでしょう。ターンオーバーを少しでも早めるためには、食事・適度な運動・睡眠といった生活習慣の面で普段から規則正しい生活を送るようにしましょう(これは小顔に限らず、身体全体にも言えることですね)。更に顔のケアとして保湿や紫外線対策も行うとベターです。
次回は、顔周りの筋肉について解説します。女性も男性も”イケ面(メン)”が良いですね!!
・以前フェイス&ヘッドコースについて紹介した記事はこちらをご覧ください。